戸田 彬弘(チーズtheater)

戸田 彬弘クラス

 

WSテーマ

『 演劇と映画の差と特徴 』

 

役者にとって共通して必要な能力と、逆に両媒体で役者が担うべき大きな役目はどこか?

映画は監督のもの、演劇は役者のものと言われる所以とは?

 

ーProfileー

戸田彬弘(とだあきひろ)劇団チーズtheater

 

1983年生まれ。株式会社チーズfilm代表。劇団チーズtheater主宰。

映画監督、脚本家、演出家として活動。

 

2014年に「ねこにみかん」で劇場デビュー。新人監督映画祭準グランプリ受賞。

最新作には、第13回大阪アジアン映画祭クロージング作品や、イタリア、ドイツ、オランダなど海外の映画祭にも招待された2018年全国劇場公開映画「名前」(道尾秀介原案)がある。

舞台では、サンモールスタジオ選定賞2015最優秀脚本賞受賞作「川辺市子のために」や、東京芸術劇場シアターウエストで上演された3.11をテーマにした大作「THE VOICE」、売春島をモチーフにした「Festa.」大竹野正典作「黄昏ワルツ」などがある。

また、2018年8月に2週間のロングラン公演となった無戸籍二部作「川辺月子のために」「川辺市子のために」が全ての公演で前売り完売の盛況で幕を閉じた。

他、2018年9月よりHuluにて配信開始の連続ドラマ「うつヌケ」の脚本を担当。HY「会いたい」のMVなど、多数のMVやCMディレクターとしても活動している。

 

〈チーズtheater紹介〉

映画監督として活動している戸田彬弘が代表を務めるチーズfilmの舞台プロデュースであったが、旗揚げより参加している、戸田彬弘、大浦千佳、田谷野亮の3名で、第4回本公演「Festa.」〈2017/11月@SPACE雑遊〉から正式に劇団として活動。

 2015年8月にサンモールスタジオで旗揚げとなった「川辺市子のために」は全公演予約完売となり、サンモールスタジオ選定賞2015において、最優秀脚本賞を受賞。僅か半年後の2016年1月に再演依頼を受け、再演も初演と同じく、全公演予約完売となった。

 無駄な装置を置かず、言葉の力、役者の肉体、照明によって区切られた空間構成で創られた世界は、演劇ならではの表現を重視しているにも関わらず、映画的だと評される。

 主な代表作に、3.11をテーマにした大作「THE VOICE」(東京芸術劇場シアターウエスト / 2017.4月)があり、圧倒的な身体表現と詩的な言葉が好評を得て、全公演予約完売となった。現在も再演の声が殺到している。

 最新作は、無戸籍二部作と称される「川辺市子のために/川辺月子のために」が2018年8月に2週間のロングラン公演が行われ、連日当日キャンセル待ちとなり話題となった。

 

【公演記録】

旗揚げ公演「川辺市子のために」(2015.8月@サンモールスタジオ) 全6公演

再演「川辺市子のために」(2016.1月@サンモールスタジオ) 全7公演

第2回本公演「美しいひと」(2016.4月@SPACE梟門) 全9公演

第3回本公演「THE VOICE」(2017.4月@東京芸術劇場シアターウエスト)全7公演

第4回本公演「Festa.」(2017.11月@SPACE雑遊) 全9公演

 第5回2本立て本公演「川辺市子のために/川辺月子のために」(2018.8月@サンモールスタジオ)全16公演